「河童が覗いたインド」はインドのバックパッカー旅行記
「河童が覗いたインド」は「少年H」の著者である妹尾河童の旅行エッセイです。
彼がインドを旅行して見たもの感じたことを美しいスケッチと共に綴っています。
インドは広く、そして深い。インドを覗くと、何が見えてくるのか?人一倍の好奇心と行動力で“覗きの河童”がスケッチブックと巻き尺を携え、インドの大地を這いまわった。下痢にもめげず、熱射病も乗り越え、体験したものは…。細密イラストと手描き文字で、浮かびあがらせたインドの素顔。上から下から斜めから、“生き生きインド”が見えてくる。空前絶後のインド読本決定版。
「河童が覗いたインド」の特徴は、文字が全部手書きであることです!
この手書きエッセイが独特の雰囲気を持っていて引き込まれます。
また、彼はインドに対する着眼点がユニークです。
私はこの本で紹介されている「インドの弁当箱」の話が好きです。インドには日本では想像できないようなお弁当箱があってメジャーです。
文章で説明するのが難しいのですが、鉄製のお弁当箱で、お弁当なのに鍵をつけることができます。他の人に食べられないように防ぐようです。
「河童が覗いたインド」は古い本ですが、私がインドに行った時もこの「お弁当箱」が現役で街中でたくさん目にしました。
金物屋さんのお店に入ったときに「インドの弁当箱」が売っていたのを見つけて、大興奮で自分のお土産として買って帰りました。
今でも家にありますが、使ったことはありません。
バックパッカーに魅力的な国インド
私がインドにバックパックをしてもう7年ほど経ちますし、その後様々な国を旅行しましたが、バックパックした国の中で一番インドが好きです。
気に入っている理由は、自分が行った国の中では一番日本との違いが多く目につくからです。
インドは経済発展も著しいですし、今後先進国のように発展して建物や文化が均質化してくると思います。
なので、まだ行ったことない人は早めにインドに行ってみることをおすすめします。
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